「ものぐさトミー」という絵本がある。
ものぐさなトミーのお話。
小さい時に読んで、印象に残っている絵本のひとつ。
(もうひとつあげるなら、「とうさんおはなしして」かな。
きっとこの頃から、工学者であり、走ることが好きだった。)
小さいながらに、科学の力を感じた・・・
金と時間と己の体が資本で、自由を手に入れる。
なんかしたいな、と思ったときに、それができるかどうか。
その「自由」が幸せなんだろうな、と思う。
科学者としては、技術を資本に、自由を提供する。
なんかしたいな、を実現させる。
そのために科学があって。
そのために科学をしてるんだと。
だから、宇宙に行く自在性も大事だし、
その自由を提供するための技術力も大事。
一方で、個人としては金も時間も健康も大事。
どっちも求めるのは難しいけど。
けど、なんかやりてぇって気持ちがないと、
そもそもの幸せなんかないんだなって考えると、
遊びだって、仕事だって、ランだって、なんだって
全力で挑みたい。
世界の“みんな”がハッピーになるんなら、
まず自分がハッピーじゃないと、というポリシーに反するし。
時間がないのは仕方がない。
ちょっと好きなことできてる現状で満足。
技術力はもっと付けていきたい。
もっともっと貪欲に。高みを目指して。
心は現状で満足。志は高みを目指す。
・・・それはそうと、
「めんどくせーな、やりたくねーな」ってものぐさな気持ちもまた、
選択の自由のひとつ。科学を進歩させるのかな。